No2. 古いマンションの選び方

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No.2 【古いマンションの選び方】

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┃News┃耐震不足マンション、売却可能に
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政府は2月28日
「マンションの建替えの円滑化等に関する法律の一部を改正する法律案」
を閣議決定しました。

旧耐震基準で建てられたマンションについて
区分所有者等の5分の4以上の多数で
マンションとその敷地の売却を行う旨を決議できるようになります。

また、建て替えにより新たに建築されるマンションの中で
一定の敷地面積を有し、市街地環境の整備・改善に資するものについては
特定行政庁の許可によって容積率制限を緩和します。

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┃Q&A┃築年数の古いマンション選びにおけるワンポイントアドバイス
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∪・ω・∪ 。o O 旧耐震基準って?

昭和56年以前の耐震性のルールです。
この年を境に、耐震基準が新しく、厳しくなり
地震に強い建物が増えました。

∪・ω・∪。o O 安くて、地震に強いマンションに住みたい!

ワンポイントアドバイス:
「新しいマンションは高い」
「古いマンションは安いけど不安」

そんな場合、一つの判断基準として
昭和56年以降の建物かどうかを見て下さい。

昭和56年以降の建物は古くても
地震に強い構造(新耐震基準)
になっていますのでお勧めです。

∪・ω・∪ 。o O 旧耐震基準でもお勧めのマンションって?

旧耐震といえど、分譲マンションは、コンクリートボックスの集合体。
木造住宅に比べれば、圧倒的に地震に強く、崩壊の危険性はほとんどありません。
ただそれは、きちんとメンテナンスされていればの話。

古いマンションほど、見極めが大切です。
外観、総戸数、積立金総額、修繕履歴等々・・・
総合的に分析して、いい物件を選びましょう。

 
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今回のニュースに見られるように
古いマンションの建て直しや清算についての法整備は
ここ最近、急激に進んでいます。

特に
「容積率の緩和」
という政策の威力は絶大で

建て替えに成功しているマンションのほとんどすべてが
「容積率」
を有効活用して建て替えを行っています。

また、古いマンションは
新築マンションでは考えられないような
「良い立地」
に建てられているケースも多々あります。

今後は、将来を見越して
「古いけど資産価値が高い」
という物件も増えてくるはずです。

気になるけど古くて心配!という物件があればぜひご相談下さい。
その物件、ありか?なしか?
アドバイスさせていただきます。