中古の騰落率が高いのは低層階

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No.7  【中古の騰落率が高いのは低層階】

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┃News┃キーワード「騰落率」とは?
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不動産コンサルティング会社のスタイルアクトはこのほど
「タワーマンションの階層別流通量と騰落率」調査の結果をまとめ、
タワーマンションは高層階の売り出し率(流通量)が高く、
新築時と比較して中古騰落率が最も高いのは低層、といったことが分かりました。

騰落率とは、ある一定の期間中に、どれだけ値段が動いたかを示す言葉です。
例えば、家を売却するとき、買ったときの値段とあまり変わらなければ
騰落率は「高い」ということになります。

今回の調査で「タワーマンションの低層階は価格が落ちにくい」という結果がでました。
「タワーマンションでわざわざ低階層を買うなんて・・・」と思われがちですが、
タワーマンションの低層階は割安な価格で売られるため、
結果として中古で売られるときの価格があまり下がらないのです。
「資産価値」が高い家というと、得して「南向き!」「最上階!」「陽当たり良好!」
という物件をイメージしてしまいがちですが、家の資産価値を考える際には、
「安く買う」というのがすべてと言っても過言ではありません。

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┃News┃どんな物件が「安く買える?」
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例えば「北向きだけど、北側が段落ちで開けているのでじつは日当たりがいい」
という物件などは、資産価値の高い南向きに比べ安く買えるケースが多いです。
逆に「真南・日当たり良好物件」などは、
多くの人が殺到するので、新築でも中古でも高くなります。
とはいえ、一生の住まい探しにおいて「資産価値」は一要素に過ぎず、
そこだけにこだわっても当然ながら自分たちの夢に合った物件は手に入りません。
少し視野を広げれば、限られた予算の中で
より沢山の物件を検討できるのではないかと思います。
なにより「資産価値が高いので将来も高く売れますよ」
というようなセールストークに乗らせないためにも
「資産価値」という、一つのものさしをぜひ意識してみて下さい。