No28. 11月18日は「いい家の日」

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No.28 【 11月18日は「いい家の日」 】

11月18日が「いい家の日」であることをご存知でしたでしょうか。私も知らなかったのですが、先日ネット上のニュースで知りました。そこには、関東と関西では住宅選びは異なるのかという調査の結果が掲載されていました。20歳以上の関東または関西に居住中の男女129人を対象に調査された結果です。大きく2つのポイントが見られました。

・① 住宅購入時の最重視点、関東は「周辺環境」19.0%、関西は「価格」22.0%!
・② 関東は「駅・バス停からの所要時間」、関西は「日照・風通し」も重要!

「住宅購入時、最も重視する点」は何か尋ねた結果、関東では『周辺環境』(19.0%)が最多で、『価格』(17.7%)、『駅・バス停からの所要時間』(16.5%)、『所在地』(10.1%)とつづきましたが、関西では『価格』(22.0%)が最多で、『周辺環境』(18.0%)、『駅・バス停からの所要時間』(16.0%)、『売主の信頼度』(10.0%)となりました。また、少数ですが関東では『地盤』(5.1%)、『学区』『リノベーションの自由度』(共に1.3%)を選んだ人がいる中、関西ではゼロでした。
また、「最も妥協してよい点」は何かたずねたところ、関東では『学区』(22.8%)が最多で、『駅・バス停からの所要時間』『広さ』(共に16.5%)、『間取り』(10.1%)とつづきました。関西でも『学区』(22.0%)が最多だったものの、『築年数』(18.0%)、『間取り』『リノベーションの自由度』(共に12.0%)、『駅・バス停からの所要時間』(10.0%)となり、『広さ』は4.0%しかいませんでした。また、少数ですが関西では『構造・耐震性』『地盤』(共に2.0%)を選んだ人がいる中、関東ではゼロでした。

住宅購入時の重視するポイントと妥協できるポイントを総合的に判断すると、関東は環境や利便性、関西は価格や住み心地を重視する傾向があるのかもしれません。また私たちもよく耳にする、学区指定で探されている方も多いのですが、全国的に見ても最終的には妥協できる第一候補となっているので、学区指定で探すことの難しさや、学区よりも別の項目からの恩恵(メリット)が重要であると皆さんが判断していることの証明だと思います。学区について改めて考えて見た方がいいかも知れませんね。周りからの意見や話に流されていないでしょうか。