一戸建て売却のコツ4選 

ーかかる費用や注意点も解説ー 

 

■一戸建てを高く売るための事前準備のコツ 

 一戸建ての売却を成功させるには、事前準備が非常に重要です。ただ売りに出すだけでなく、ちょっとした工夫やタイミングの違いで、数十万円以上の差がつくこともあります。ここでは、一戸建て売却の際に押さえておきたい"高く売るためのコツ"をご紹介します。 

1.不動産会社の選び方に注意

売却価格に大きく影響するのが、どの不動産会社と契約するかです。広島エリアに強く、戸建ての売却実績が豊富な会社を選ぶことで、相場を正確に把握したうえで戦略的な販売ができます。 
また、広告の出し方や購入希望者へのアプローチ方法にも違いがあるため、複数社に査定を依頼し、比較検討するのがコツです。 

2.ターゲットを意識したリフォーム・修繕

大掛かりなリノベーションまでは必要ありませんが、内見時の印象を左右するポイントの修繕は重要です。 
たとえば「壁紙の汚れ」「網戸の破れ」「ドアのきしみ」などは、少しのコストで改善可能であり、買主に好印象を与えることができます。 

3.清掃とホームステージング

一戸建てを売却する前に徹底的な掃除と室内の整理整頓を行いましょう。必要であれば家具を配置し直したり、プロのホームステージングサービスを利用するのも有効です。 
空き家であっても「暮らしのイメージ」が伝わることで、内見者の反応が大きく変わります。 

4.売却時期を見極める

一戸建ての需要は年間を通じて波があります。特に春(新年度前)や秋(気候が穏やかで動きやすい時期)は、購入希望者が多くなるため、売却活動のタイミングとしておすすめです。 
広島エリアの市況に合わせたタイミングを不動産会社と相談するのも、成功のコツです。 

 

■一戸建てを売却する際にかかる費用              

費用項目 金額の目安 備考

仲介手数料

売却価格×3%+6万円+税  例:3,000万円の売却→約105万円(税込)
登記費用(抵当権抹消) 約1万~2万円 住宅ローンが残っている場合、司法書士に依頼 
譲渡所得税 利益が出た場合に課税 マイホーム特例で最大3,000万円まで非課税になる可能性あり 
印紙税 売却価格に応じて変動 例:3,000万円の契約書→印紙代1万円 
修繕・クリーニング費用 数万円~数十万円(内容による)  
境界確定費用 35万円~(規模による) 境界が不明の場合は土地家屋調査士に依頼

 一戸建てを売却すると「売ったお金がそのまま手元に残る」と思われがちですが、実際にはさまざまな費用が発生します。費用の内容を事前に把握しておくことが、失敗しない売却のコツです。ここでは、売却時にかかる主な費用を解説します。 

1.仲介手数料

不動産会社に仲介を依頼して売却する場合、仲介手数料が発生します。 
【計算式】 
売却価格 × 3% + 6万円(+消費税) 
例:3,000万円で売却した場合 → 約105万円(税込)の仲介手数料となります。 

2.登記費用(抵当権抹消登記)

住宅ローンが残っている場合、抵当権の抹消登記が必要です。 
司法書士に依頼するケースが多く、費用は1万〜2万円程度が相場です。 

3.譲渡所得税(売却益が出た場合)

一戸建ての売却で利益(譲渡益)が出た場合、所得税と住民税がかかります。 
ただし、「マイホーム特例」などを利用すれば、最大3,000万円まで非課税になるケースもあります。 
節税のコツとして、事前に税理士や不動産会社に確認しておくのがおすすめです。 

4.契約書に貼る印紙代

売買契約書には印紙税が必要です。売買価格によって異なりますが、たとえば3,000万円の物件なら1万円の印紙が必要です。これは売主と買主で折半、もしくはそれぞれが負担することが多いです。 

5.引き渡し前の修繕・クリーニング費用

「そのままの状態で売れる」とは限らず、修繕やクリーニングを求められることがあります。 

6.境界確定費用

境界が不明確なままでは買主に不安を与え、売却価格の低下や取引自体が成立しないリスクもあるため、費用はかかっても早めの対応が重要です。 土地家屋調査士に依頼するケースが多く、土地の規模によりますが費用は35万円~となります。 

 トラブルを防ぐためにも、事前にプロによる簡易点検を行い、必要な部分だけ整備しておくのがコツです。 

 

一戸建ての家の売却で注意すべきこと 

 一戸建てを売却する際には、戸建て特有のポイントに注意しないと思わぬトラブルや損失につながることがあります。ここでは、失敗しない売却のコツとして、注意すべき重要なポイントをご紹介します。 

1.土地・建物の境界を確認しておく

一戸建ての売却では、土地の境界が明確であることが重要です。境界があいまいだと買主に不安を与え、売却価格の減額や取引中止の原因になることも。 
測量図や登記簿の確認を行い、必要であれば事前に境界確定測量を行っておくのが安全です。 

2.建物の状況を正確に把握し、告知する

雨漏りやシロアリ被害、設備の故障など、建物に関する不具合は事前に把握して正直に伝えることが大切です。 
売却後に不具合が発覚すると、契約不適合責任を問われ、修理費用を請求される可能性があります。 
「告知義務」は売主の責任。調査や点検を行い、トラブルを未然に防ぐことが売却成功のコツです。 

3.リフォームは慎重に

「少しでも高く売りたい」と考えて、リフォームを検討する方も多いですが、高額なリフォームは費用対効果が見合わないケースも多いです。 
内見時に印象が悪くなるような部分(壁紙の汚れ・破損など)を最低限整える“ピンポイント修繕”が効果的です。 

4.近隣とのトラブル・騒音の有無

戸建てでは、近隣住民との関係性も買主にとって重要な情報です。 
過去に騒音トラブルや境界紛争などがあった場合は、告知義務が生じることがあります。 
事実を正確に伝えるとともに、売却前に状況を整理しておくことが、安心して取引するためのコツです。 

5.空き家の場合は防犯・管理に注意

空き家状態で売却活動を行う場合、定期的な清掃・換気・防犯対策が必要です。 
荒れた印象の家は内見者の印象を悪くし、売却価格に影響します。遠方に住んでいる場合は、不動産会社に管理を委託するのも一つの方法です。 

 

■一戸建ての売却に関するご相談はマエダハウジング不動産へ 

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